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ある程度の規模がある法人運営のメディアやWebサービスの購入に用いられることが多いイメージのあるサイト売買サービスですが、購入できるWebサイトの中には、収益性が無い趣味ブログやアフィリエイト広告が掲載されている雑記ブログなど個人運営のものもあります。
価格も安く、購入することにあまり意味がないように感じられるかもしれませんが、使い方によっては非常に多くのメリットがあります。
本記事では個人ブログを買うことによるメリットから、購入する際の注意点、チェックすべきポイントなどを解説していきます。
個人ブログを買うメリット
個人運営のブログを買うことによるメリットとしては主に次の3つが挙げられます。
- 高い利回りが期待できる
- コンテンツを大量にまとめて確保できる
- サイト構築作業を大幅に短縮できる
では、それぞれの内容について詳しく解説していきます。
安く買えることによる高い利回りが期待できる
小規模のアフィリエイトブログや収益のない趣味ブログなどは安く購入できる可能性が高いです。
その理由として、サイトの販売価格は収益の12~24か月程度が相場となっており、そこまで収益の出ていないアフィリエイトブログほど、安く買えるためです。
サイトを購入する際には販売価格の元を取るまで、発生する収益でどれくらいの時間が必要なのかを考えなければいけません。
これがサイト売買における「利回り」であり、サイトを購入して儲けようと考えるのであれば、重要なポイントです。
ただ、そのようなブログを買って放置しておくだけでは、購入時の元を取るまでは長い時間がかかってしまいます。
そのため、収益性を高めるために、掲載している広告の見直しやSEO(検索エンジン最適化)の点で改善する必要があります。
例えば、より高い金額のアフィリエイト広告に差し替えたり、記事を書き直して検索時に表示される順位を上げたりする方法が挙げられます。
SEOに関する知識・経験がある人ほど、利回りを良くすることができるでしょう。
また、収益を上げることができれば、そのサイトをまた別の人に売却する際にも値段を上げた状態で提示することができます。
サイト運営にリソースが割けなくなったり、また別のサイトを構築するためにまとまった資金が必要となったりしたときなどは売却するのもひとつの方法だと思われます。
つまり、安く仕入れた個人ブログを改善して、より高い収益を上げるということになります。
サイト売買は投資のひとつとも考えられており、そのためのポイントは下記記事でまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
特定ジャンルの記事を一気に確保できる
すでにサイトを運営している人にとってのメリットになりますが、既存のサイトに記事を大量に入れたいときに、購入した個人ブログを活用することもできます。
通常であれば、サイトに記事を入れるときは自筆か、クラウドソーシングサービスなどを利用して書いてもらうということになるかと思われますが、その分の作業をブログの記事を移植することで一気に補うといったイメージです。
例えば、記事20個を作成しようとすると、自筆でも数か月はかかり、クラウドソーシングで作成してもらうとすると安くても10万円近くの費用がかかるでしょう。
しかし、個人ブログを買って移植するのであれば、作業時間は移植する分だけで済み、金額も3~5万円程度で賄えます。
また、自筆や記事依頼をするよりもブログで公開済みの記事を移植するということにはメリットがあります。
初めて公開する記事はインデックスされるまで検索時の順位がわからないものですが、すでに公開されている記事であれば順位が出ているため、移植する際にどれだけ直せば上位を狙えるのかという目安をつけることができます。
自身のサイトで特定のジャンルを強化したい・拡張したいというときに、そのジャンルに絞っているブログを買って移植するという、サイトコンテンツの利用を目的として個人ブログを購入するというのも、ひとつの手段です。
サイト構築作業を大幅に短縮できる
新規でサイトを立ち上げるよりも購入した個人ブログをそのまま流用すれば、サイト構築作業を大幅に短縮することが可能です。
実際に新規で立ち上げようとすると、必要な数の記事を準備したりデザインを済ませたりしたうえで、サイトへの流入がきちんとされるようになるまで半年から1年ほどかかるとされています。
しかし、購入したサイトを流用すれば、すでにインデックスされているために流入があり、記事やデザインを多少手直しするだけで済みます。
上述した記事の移植は既存サイトの強化のためで、こちらは何もサイトを運営していない状況から効率的に進めるために、他人がある程度形作ったサイトを利用するという方法になります。
個人ブログを購入する際の注意点
個人ブログを購入することによるメリットをいくつか紹介してきましたが、注意しなければならない点もあります。
基本的にWebサイトは買って放置するものではなく、検索エンジンのアルゴリズムアップデートや市況によって更新・メンテナンスが必要になります。
そして、既存サイトへ移植するにしても、サイトがどのように作られているかによって、移行の手間がかかることもあります。
このように、注意点も少なからず存在するため、理解しておきましょう。
専門性が高すぎるジャンルのサイトは避ける
購入した個人ブログをそのまま流用していく場合、検索時の順位をより良いものにするため、記事の修正や新規記事の追加をしていくことになります。
しかし、専門性の高いジャンルのブログを購入してしまうと、修正や記事作成の度に細かな情報収集・調査が必要となり、時間的なコストがかかってしまいます。
自身の知識があまりないもの・興味関心が薄いものも同様の理由で避けた方が良いでしょう。
また、専門的なジャンルだと、記事の幅を広げにくかったり、そもそも検索するユーザーの数も少なかったりすることもあります。
この場合は無理にそのまま運営するのではなく、既存サイトのいちカテゴリとして流用することを考えても良いかもしれません。
移植する場合は何で作られているサイトなのかに注意
WebサイトはhtmlやPHPなどのプログラミング言語を用いて作られるものですが、プログラミングの知識がなくてもある程度サイト作りができる「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」というものがあります。
CMSには、世界でシェア率No.1を誇る「WordPress(ワードプレス)」のほか、同じようにブログなどのサイトを作れる「Movable Type(ムーバブルタイプ)」や通販サイト向けの「EC-CUBE」というものがあります。
それぞれのCMSにおける記事の移植はインポート機能で簡単に行えることが多いですが、あくまで記事内の文字データや画像パスなどを移し替えるだけであるため、必ず投稿データを目視でチェック・修正する必要があります。
異なるCMS間でインポートした場合は、表示のズレなども著しく、特に作業量が多くなる可能性も高いです。
そのため、記事の移植を考えるのであれば、同じCMSで作られている個人ブログを購入するのがおすすめです。
例えばWordPress同士で移植する場合は、テーマごとの装飾と画像パスが違うだけなので、修正作業も比較的少なく済ませることができます。
オリジナル機能がある場合はサポートの有無を確認
元の持ち主がオリジナルで付け加えた機能のあるサイトを購入する場合、売主がサポートしてくれるかどうかは確認を取っておく方が良いでしょう。
特にWordPressなどのCMSで作られたサイトだと、CMSのバージョンがアップデートするにつれて、オリジナルの追加機能が上手く動作しないといった状況に陥る可能性があります。
そのほか、テーマテンプレートを変更したり、デザインを調整したりすることで表示が崩れてしまうこともあります。
自身で対処・もしくは法人であれば対応できるエンジニアがいるといった場合にはサポートがなくても問題ないかもしれませんが、オリジナル機能を有するサイトを購入する場合は売主からのサポートが受けられる状態である方が得策です。
ただし、継続的なサポートを受ける場合は別途料金の請求がされることもあるため、ランニングコストとしてどれくらいかかるかを踏まえたうえでサイトを購入するかどうかを決めるようにしてください。
個人ブログを買うのにおすすめのサービス
サイト売買サービスはいくつかありますが、その中で特におすすめなのは。ラッコ株式会社のサイトM&Aサービス「ラッコマーケット」になります。
その理由としては、次の4点が挙げられます。
- リアルタイム取引なので、手軽に取引できる
- 販売されているサイトの価格帯が安い
- WordPress製のサイトのみが販売されているため、調べる手間がない
- 掲載条件に「ラッコインフラ※」の利用があるため、サーバースペックも十分
※「ラッコサーバー」および「ラッコドメイン」でのドメイン管理
サイト売買は基本的にお互いの条件が合わないと成立しないため、直接・仲介問わず交渉事が増えることではあります。
そのため、値段の高い・安い問わずに時間がかかり、時には取引成立に至らないということも少なくありません。
しかし、「ラッコマーケット」の場合、売りに出されているサイトに対して「購入する」のボタンを押せば、そのまま取引成立となる「リアルタイム取引」となっているため、手軽かつ短時間に買うことが可能です。
サイトも1万円から販売されており、WordPress製サイトであることが掲載条件となっているので、価格や利用しているCMSは何かなどをわざわざ確認する必要もありません。
そのほかの条件に、同社が運営するレンタルサーバーとドメインサービスの利用が前提となっており、こちらのサービスも優れていることから、サーバー環境についても心配することはないでしょう。
また、姉妹サービスには通常の方式でサイト売買ができる「ラッコM&A」というサービスもあり、「ラッコマーケット」で購入したサイトで利益を上げて、そのあとに高値で「ラッコM&A」にて売却するといった使い方もできます。
「ラッコマーケット」については、下記記事でより詳しく解説していますので、併せて参考にしてみてください。
他にも色々なサイトM&Aサービスは存在しますが、「安く買える」「WordPressで作られたサイトを買う」「手間がかからない」の条件を考えると、こちらのサービスがおすすめになります。
「個人ブログを買って始める」のもひとつの手法
いざサイト運営を始めようとすると、ドメインやサーバーを準備したり、自分で記事を書いたり、デザインを変えたりと非常に時間と手間がかかります。
このような準備を行ったうえで、サイトにユーザーが訪れるようになるまでは半年から1年ほどかかることになるため、ランニングコストとして多くの費用を支払うことになるでしょう。
それも、この段階がスタートラインであるため、サイトを収益化するにはさらなる時間と費用が必要となります。
それであれば、個人ブログのような安いサイトを購入して改善していけば、収益化までの時間は一気に短縮できます。
初期費用はよりかかってしまうかもしれませんが、収益化の見込みがなければ売却してしまい、そこで戻ってきたお金でまた別のサイトを買って試してみるということもできるでしょう。
より効率的にサイト運営をしていくために、個人ブログを買うというのもひとつの方法だということは覚えておいてください。