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「別のサーバーを使って、現在運営しているホームページを運営したい」もしくは「自分のサイトを作って、無料ブログから移し替えたい」と考えたとき、サイトの移転を行うことになります。
自力で行うことも可能ではありますが、初心者には難しいところもあるため、そのほかの選択肢として「レンタルサーバーの移転代行オプション」と「サイト移転代行サービス」のどちらかを考えることになるでしょう。
似たようなものに感じるかもしれませんが、その対応内容や費用面では大きく異なっています。
簡単にそれぞれのサービスについて説明すると、レンタルサーバーの移転代行オプションは「サーバー移転に伴うWordPress限定のサイト移転」であり、サイト移転代行サービスは「あらゆるサイトを対象とし、より効果的に運営するための移転」になります。
では、それぞれのサービスの細かな違いから、どちらのサービスを使った方が良いのか、そしておすすめの移転代行サービスについて、解説・紹介していきます。
レンタルサーバーの移転代行オプションとサイト移転代行の違い
移転代行オプションとサイト移転代行サービスの違いとしては、主に次の3点になるでしょう。
- 移転できるサイトの種類
- 移転作業の内容とサポート
- 費用
レンタルサーバーの移転代行オプションはあくまで「オプション」であるため、最低限の作業内容となっています。
また、移転が可能なサイトも「WordPressで作られたサイト」のみに限られています。
ただ、サイト移転代行サービスに比べると、移転作業自体は格安であると考えられるでしょう。
次に、サイト移転代行サービスについては、どのようなサイトであっても移転が可能です。
加えて、サイトのリニューアルまでも対応してくれることもあるので、移転時にデザイン変更やSEO改善も行いたいと思うのであれば、特におすすめです。
しかし、移転代行オプションと比較して高い費用がかかってしまうというデメリットも存在します。
このような違いがありますが、それぞれの内容について、より詳しく見ていきましょう。
WordPress以外からの移転が可能かどうか
先にも述べましたが、レンタルサーバーの移転代行オプションが利用できるのは「WordPressで作られたサイト」のみとなります。
そして、移転先も同様にWordPress製のサイトでなくてはいけません。
そのため、ムーバブル・タイプ(MT:Movable Type)などのWordPress以外のCMSや、「アメブロ」などのブログサービス、「note」などのメディアプラットフォームからの移転は対象外のため、そもそも利用できません。
対して、サイト移転代行サービスの場合は、何で作られたサイト・どのサービスで運営されているサイトなのかを問わずに移転作業が可能です。
MTからWordPressへの移転、ブログサービスからWordPressというように異なるCMS・サービスであっても、移転先の仕様に合わせてくれます。
さらに「アメブロ」から「はてなブログ」というようにブログサービス間や、「Jimdo」などのホームページ作成サービスからの移転も可能となっています。
このように、サイト移転代行サービスの場合はあらゆるサイト間での移転に対応可能です。
ブログサービス間であれば、表示に関するカスタマイズもそこまで大きく行われていないため、自力での移転もできるかもしれません。
ただ、他人にCSSやJavascriptによるカスタマイズを行ってもらったなどで、自分では対応できないものもある場合は、移転代行サービスに相談してみるのも良いでしょう。
移転作業のみかどうか
サイト移転で発生する作業を大まかにまとめると、次のようなものとなります。
- サーバーの移転
- ドメインの移転
- サイト内データの移転
この作業に関しては、レンタルサーバーの移転代行オプションもサイト移転代行サービスのどちらも基本的には同じ対応になります。
ただ、ドメインの移転に関して、移転代行オプションの場合は、これまで使用していたドメインを使うことが前提となっており、「ドメインの変更」には対応してくれません。
もし移転後は違うドメインを使うのであれば、「リダイレクト処理」が必要になるのですが、移転代行オプションには含まれておらず、自身でリダイレクト処理を行うことになります。
この点において、サイト移転代行サービスの場合は、ドメインの変更を伴ってのサイト移転にも対応しています。
そして、サイト移転代行サービスでは、サイトをより良くするための対応も併せての移転も可能です。
例えば、運営しているサイトの規模やSEOの観点から「どのサーバーにした方が良いのか」というサーバー選びや、WordPressでサイトを運営しているのであれば「どのテーマを使うのがおすすめか」というようなテーマ選別などを行ってくれるところもあります。
サイトを「移すだけ」である移転代行オプションに対して、サイト移転代行サービスであれば、SEO改善などサイトをより良くするための対応を含めた移転まで可能であるという違いがあります。
一例として「サイト引越し屋さん」のオプションサービスとしては、下記のようなものがあります。
項目 | 料金(税別) |
ドメイン変更に伴うリダイレクト設定 | 1万円~ |
ドメイン移管作業代行 | 2万円 |
WordPress高速化の設定 | 別途お見積り |
WordPressバックアップ機能の実装 | 1万円 |
WordPressセキュリティ対策 | 1万円~ |
WordPressのSSL化設定代行 | 2万円 |
WordPressバージョンアップ代行 | 3万円~ |
メールアドレス引越し作業代行 | 3万円 |
WordPress運営&SEOコンサル | 月額5万円 |
「サイト引越し屋さん」では、さまざまな代行業務のほか、WordPressの高速化やコンサルタント対応など、SEOに関係するオプションも充実しているのが特徴になっています。
なお、サイト移転代行サービスによって、対応してくれる内容は一部異なりますので、サービスを選ぶ際には移転作業の他にどこまで対応してくれるのかは確認しておくようにしましょう。
サポート面の違い
移転代行オプションは基本的に「サーバーやドメインの設定とデータ移行」のみのため、移転後の動作確認やエラーが発生した場合の対処はユーザー側で行わなければいけません。
サーバーを乗り換えた際に、PHPやWordPressのバージョンが更新されていたということがあると、プラグインが使用できなくなっていたり、表示が崩れていたりという可能性があります。
これに対して、サイト移転代行サービスであれば、移転後も通常通りにサイト運営が行えるまでを対象としているので、移転後に不備があったとしてもそのまま修正対応をしてくれるところもあります。
もし移転時に不安があるのであれば、手厚いサポートのサイト移転代行サービスを選んだ方が良いかもしれません。
費用の違い
費用の面では、移転代行オプションの方が割安となっています。
移転代行オプションは2万円程度の費用であることに対し、サイト移転代行サービスの場合は3万円~5万円程度の相場になっています。
これは、サイト移転代行サービスの場合はサポートが手厚かったり、移転時の作業でもさまざまな点で対応してくれることから、その分費用は高くなってしまうのだと考えられます。
ただし、レンタルサーバーのサービス内であっても、プランを切り替える際に移転代行オプションの利用が必要となることもあります。
主に古いプランから現行プランに変更したり、WordPress用やビジネス用などの特化サーバーに切り替えたりした際に費用が発生することがありますが、これも通常通りの価格となっているところが多いです。
サイト移転代行サービスならサーバーを自由に選ぶことができるため、よりコストを抑えることのできるサーバーを選べば、結果的にお得になるかもしれません。
移転代行はどちらを使うべき?
これまでの内容から、レンタルサーバーの移転代行オプションは「そのオプションを提供しているレンタルサーバーに乗り換えることを決めており、所有しているドメインを移転後も使い続けることとし、すでにWordPressでサイトを運営している人」しか使うことができません。
この条件でしか利用できず、ブログサービスやWordPress以外のCMSを使用している人は対象外となっています。
その点、サイト移転代行サービスの場合は、どのレンタルサーバーを使用するのも自由であり、どのようなサービスでも移転が可能です。
費用の面で考えてると、長期でサイト運営すればするほど、差は出なくなってきます。
これは、オプションの都合で利用できるレンタルサーバーが限られてしまうことで、月々のランニングコストが高くなってしまうためです。
下記はサイト移転代行サービスを利用して格安サーバーを使っていく場合と、移転代行オプションのあるレンタルサーバーを利用してかかる費用を比較したものです。
比較項目 | 移転代行サービス +格安サーバー(WPプラン) | 移転代行サービス +格安サーバー(ブログ移行プラン) | A社 | B社 |
移転代行費用 | ¥35,000 | ¥60,000 | ¥22,000 | ¥10,978 |
サーバー初期費用 | ¥0 | ¥0 | ¥0 | ¥0 |
サーバー月額費用 | ¥500 | ¥500 | ¥1,210 | ¥1,518 |
初年度総額 | ¥41,000 | ¥66,000 | ¥36,520 | ¥29,194 |
2年目支払い総額 | ¥6,000 | ¥6,000 | ¥14,520 | ¥18,216 |
2年目総額 | ¥47,000 | ¥72,000 | ¥51,040 | ¥47,410 |
初年度については、移転代行オプションの費用が安いため、レンタルサーバーのオプションを利用した方がお得になっています。
しかし、翌年からはサーバーの月額費用の差で、サイト移転代行サービスと格安サーバーを併せて利用した場合との差が縮まっていきます。
さすがにブログサービスからの移転だと、移転代行サービスでの費用も大きくなってしまうので、3年以上サイト運営を続けなければ同等のコストにはなりませんが、それでもサーバーの月額費用の差で徐々に縮まってはいきます。
このように、ランニングコストで考えると大きな差にはなりません。
そのうえで、サイト移転代行サービスの場合はただ移転するだけでなく、SEO改善やサイトのデザイン変更などにも対応してくれるという作業の質のことを考えると、サイト移転代行サービスを利用した方が良いと考えられます。
おすすめのサイト移転代行サービスは?
本サイトでは、サイト移転代行サービスとして「サイト引越し屋さん」をおすすめしています。
その理由としては、サイト移転代行サービスの中でも費用が比較的安いにもかかわらず、事故補償があったり、SEO改善などの相談も可能であったりなどのサービスが非常に充実している点にあります。
WordPress間でのサイト移転であれば、35,000円から可能となっており、移転代行オプションの相場と比較しても十分に高いコスパとなっていると思われます。
費用 | 対応可能サイト | サポート |
35.000円~ | CMS、外部ブログ問わず、基本全種対応可 | ・無料修正対応 ・損害補償 |
あらゆるサイトの移転に対応!事故補償などサポートも充実
ブログサービスやホームページ作成サービス、WordPress以外のCMSで作られたサイトからでも移転対応可能!
また、各プランにはデータ損失や流出があった際の事故補償もあるので、個人・法人問わずに安心して利用できるサービスです。
さらに、検索順位にお悩みの人でもSEOコンサルを受けられるなど、サイト移転以外のサービスも充実しています!
サービスの詳しい内容は下記記事でも取り上げていますので、こちらも併せて読んでみてください。
サイトの移転なら代行に依頼した方が質・費用の面で良い
サイトの移転には数多くの作業が必要となり、専門的な知識だけでなく、時間も必要となってきます。
そして、レンタルサーバーの移転代行オプションは手軽で格安ではあるものの、WordPressで作られたサイトしか対応していないという制限があるため、それ以外のサイトでは利用することもできません。
サイト移転代行サービスは、移転代行オプションに比べると費用の面でデメリットがあるようにも見えますが、それだけ充実したサービスを受けることが可能です。
また、費用に関してはサーバーを自由に選べることから、格安サーバーに乗り換えるのであれば、長く運営するほど、費用がかかるというデメリットは薄れていきます。
もし移転代行オプションの利用を検討しているのであれば、利用期間においてサーバーにかかる費用を算出し、サイト移転代行サービスを用いて別のより安いサーバーに移った場合とどちらがお得になるのかを考えてみるのが良いでしょう。