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無料ブログとレンタルサーバーならどっちが良い?
以前より「Yahooブログ」や「アメブロ(アメーバブログ)」といったさまざまな無料ブログサービスが展開されており、現在でも「note」などのサービスを利用して、無料で自身のブログを運営している人も多いと思います。
しかし、ブログを運営するのであれば、無料ブログサービスを利用するよりもレンタルサーバーでワードプレス(WordPress)を使って自身のブログを作成することをおすすめします。
その理由としては次の4点が挙げられます。
- 無料ブログには急なサービス終了の可能性がある
- 無料ブログにはアフィリエイトに制限がある
- WordPressの方が汎用性が高い
- WordPressの方がSEO対策を取りやすい
それでは、まずはこの4点から説明していきましょう。
無料ブログサービスには突然終了する可能性がある
無料ブログサービスの多くは今も運営が続いていますが、大手だった「Yahooブログ」が2019年に終了したこともあり、自身が利用しているブログサービスもいつか終わってしまう可能性はあるでしょう。
このようにブログサービスが終了した際、まだブログ運営を続けていきたいと考えた場合は、公開していた記事を移植する作業をしなければなりません。
サービス終了期日までに自身で記事をひとつずつ移していけばいいと考えられますが、これまで利用したことのないレンタルサーバーをいきなり使うことになるので、そのストレスと手間は非常に大きなものになると思われます。
「サイト引っ越しサービス」のようにブログから新しいサイトへの移行作業を代行してくれるサービスもありますが、数万円程度のコストもかかってしまいます。
そのため、終了してしまう可能性のあるサービスを利用するよりも自身でサイトを構築・運営していた方が、手間やコストが後々発生することもなく、安定して続けることができます。
特に長期で続けていこうと考えるのであれば、レンタルサーバーでサイトを運営したほうがメリットが大きいです。
アフィリエイトがnoteや無料ブログでは制限される
アフィリエイトとは、「アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)」から、さまざまな商品の購入用リンクをもらって、そこから申し込みが行われた際に報酬がもらえる仕組みですが、無料ブログサービスやnoteでは一部のアフィリエイトしか利用できないという制限があります。
例えば、noteでは「Amazonアソシエイト」、アメブロでは楽天などの大手ネットショップを取りまとめた「Ameba公式アフィリエイト」が利用できる形になっています。
これらはすべて物販アフィリエイトであり、その報酬額も販売価格の2%~8%が主となっています。
そのため、物販アフィリエイトで収益を上げたいと考えるのであれば、大量の商品を購入してもらわなければなりません。
しかし、通常のアフィリエイトであれば数千円から、金融系などの高単価のジャンルによっては申込ひとつで数万円もの報酬にまでなるものが多くあります。
また、ASPによっては自身での申し込みも成果報酬としてくれる「セルフバック」というサービスを行っているところもあるので、物販アフィリエイトよりも通常のアフィリエイトの方が稼ぎやすいというメリットもあります。
物販アフィリエイトは報酬単価の少なさからあまり稼げないと感じる人も多いので、アフィリエイトで収益を上げていきたいと考えるのであれば、無料ブログサービスで利用可能なアフィリエイトのみを続けるのはおすすめできません。
WordPressならブログ以外も運営可能
「誰でも簡単にブログを運営できる」ということがブログサービスのメリットのひとつでしたが、WordPressの普及によって、レンタルサーバーを使ってのサイト構築も非常に簡単になりました。
そのため、無料ブログサービスで運営するのも、WordPressでサイトを作ってブログにするのも、難易度に大きな違いはありません。
さらに、WordPressであればブログ形式だけではなく、通常のWebサイトや通販サイトなどの形でも作ることができるため、より汎用的に使えるようになっています。
例えばハンドメイド商品を販売するサイトにしたい場合、WordPressならプラグインを入れるだけで購入用のシステムを組み込んだりすることもできます。
ブログ以外の形式も検討しているのであれば、汎用性があるWordPressの方がおすすめです。
SEO対策はレンタルサーバー利用の方が取りやすい
検索上位に表示されるように対策を行う「SEO対策」の観点から考えても、ブログサービスよりもレンタルサーバーを使用したほうが良いでしょう。
無料ブログサービスを利用するSEO対策上のメリットは、「サービス運営元の強いドメインのサブドメインを利用することができる」という点にあります。
しかし、Googleアルゴリズムのアップデートによって、サブドメインを利用していることによる評価がされなくなり、急に検索で表示されなくなるという可能性もあります。
このような状況になってしまった場合、ドメイン変更や外部施工を取ることは不可能なので、コンテンツの質を見直す以外にできることはほぼありません。
そのほかにも「サービス内でのおすすめトピックスなどに挙げられ、回遊が期待できる可能性がある」というメリットもありますが、逆におすすめ記事として表示されなければ回遊はされず、記事を読んでくれる人が増えないという結果になることも十分に考えられます。
レンタルサーバーを利用してサイトを運営するならば、SEO対策を踏まえたコンテンツやサイト作り、サテライトサイト作成からの被リンク増加などの外部施工を行えば、自力で検索上位に表示させることも可能です。
ただ、サービス本体から影響を受けるといったことがない分、自身で独自ドメインを取得して育てなければいけなかったり、別サイトからの回遊が期待できなかったりというデメリットはあります。
しかし、対策したことがそのまま検索順位に反映され、アルゴリズムの変更などが起きた際も自身で対応可能になるので、レンタルサーバーを使ってのサイト構築・運営を行う方がメリットも多いでしょう。
WordPressでブログを始めるのにかかる料金は?
実際にレンタルサーバーでWordPressブログを始めるのにかかる費用としては、最低限であれば「サーバー費用(初期費用、月額費用)」と「ドメイン取得費用」の2つで済みます。
年間の金額で算出すると、サーバー費用で大体6,000円~15,000円程度かかり、ドメイン取得費用としては1,000~1,500円程度になります。
そのため、ただ始めるだけならば、10,000円前後で可能です。
これはあくまで「サーバーを借りて、新規ドメインでブログを始める」ために最低限の費用であり、SEO対策を含めるのであれば、「WordPressの有料テーマ」や「中古ドメイン」などが必要となってきます。
SEO対策を踏まえて始める場合、10,000~20,000円程度の有料テーマと、6,000~10,000円程度の中古ドメインを購入することになるため、30,000~50,000円ほどが最初の費用としてかかってきます。
ただ、まったくの初心者から「有料テーマ」や「中古ドメイン」を購入する必要はないので、まずは最低限始めるところから、ブログ運営に慣れてから徐々に導入していくことをおすすめします。
ブログ向けレンタルサーバーの選び方
では、ブログ向けのレンタルサーバーとはどのようなサーバーになるのでしょうか?
サーバー選びでチェックしたいポイントとしては次のような点になるでしょう。
- 無料サーバーは厳禁、格安サーバーであること
- 高速環境である程度のスペックがある
- WordPressが簡単に導入できる
- 独自ドメインを使える、安く買える
このようなチェックポイントとなる理由について、それぞれ解説していきたいと思います
無料サーバーより最低でも格安サーバーを使おう
レンタルサーバーの中にも無料で使えるサービスも存在します。
しかし、基本的に無料サーバーを使うのは控えましょう。
その理由として、無料サーバーではWordPressが使えないことが多く、またスペックが非常に低くなっています。
特にディスク容量が数ギガバイト(GB)しかないなど、WordPressを入れることができても、画像ファイルのアップロードや記事の作成はごくわずかしかできません。
また、無料であることから運営が安定しない・いつサービスが終わるかわからない・作ったサイトに自動でサーバーから広告が挿入されるなどといったデメリットも多いです。
現在では格安サーバーでも月額ワンコインで、サイト運営に必要なスペックを満たしているサービスも多くあります。
多少のコストを惜しんで無料サーバーを使っても、デメリットの多さで余計に損となってしまうこともありますので、せめて格安のサーバーを利用するのが良いと思われます。
高速環境と十分なディスク容量があるとなお良し
格安サーバーの中でも少し値が張ってしまうかもしれませんが、高速のサーバー環境である程度のディスク容量があるレンタルサーバーが良いでしょう。
サーバー環境の良し悪しはSEOに関わるほか、ユーザーの使い勝手にも関係してきます。
サーバーからの反応(サーバーレスポンス)が悪い状態でサイトを作成しても、表示されるまでに時間がかかり、せっかく来訪してくれたユーザーがサイトを見る前に離脱してしまう可能性が高いです。
また、サーバーレスポンスが良いサイトだと、検索エンジンからの評価も多少良くなります。
そして、ディスク容量に関しては50GBから100GBほどあれば十分です。
あまりに多くてもブログ運用では持て余してしまい、少なすぎると先に述べたように画像データなどでいっぱいになってしまいます。
そのほか、スペックとしては転送量やCPUなどもありますが、ブログであれば大きく左右されることもありませんので、基本的にサーバー環境の速度とディスク容量の2点は確認するようにしてください。
WordPress対応&簡単インストール機能がある
サーバー環境などが優れていて、値段も十分安いサーバーを見つけても、WordPressに対応していなければ、サイトを構築する難易度は一気に跳ね上がります。
現在では多くのレンタルサーバーがWordPressに対応していますが、中には対応していないサービスもあります。
WordPressに対応しているかどうかは、公式サイトでも明記されていますので、必ず確認しておきましょう。
そして、サービスによっては、サーバー契約時にまとめてWordPressを導入済みの状態にしてくれたり、管理画面のコントロールパネルからボタンクリックひとつでインストールしてくれるところがあります。
このような便利機能無しでWordPressを導入する場合、公式サイトからWordPressのプログラムをダウンロードし、FTP接続などでサーバーにアップロードするなどの作業が必要になります。
操作自体は難しくはありませんが、アップロードする場所を間違えるとWordPressを起動することができなかったりすることがあるので、サーバーの利用が初めての人だとハードルが高く感じるかもしれません。
難易度が高くなるだけではなく、作業の手間も増えてしまうので、可能であればWordPress簡単インストールなどの機能があるサービスを使いましょう。
独自ドメイン・中古ドメインを利用可
先にも述べましたが、長期でサイト運営するのであればレンタルサーバーを使った方が良いというのは、この「独自ドメイン」を利用する点にあります。
ドメインは長期で利用すればするほど、ドメイン自体の評価が上がっていきます。
ドメインの評価については、被リンクの質や過去のサイト運用履歴なども関係してきますが、基本的には長く使われているドメインである方が有利になります。
また、「中古ドメイン」というものもあり、こちらは以前にどこかのサイトで使用されており、現在は使われていないドメインのことを指します。
そのため、すでにある程度の運用期間があるので評価も高く、自身が運営したいジャンルのブログと似通ったサイトの運用履歴があるドメインであれば、相乗効果の評価が期待できます。
レンタルサーバーの中には、ドメイン取得サービスも運営している企業や、サーバー契約時にドメインもまとめて購入可能だったり、プレゼントキャンペーンを行ったりしているところもあります。
どのサービスが良いかを選ぶ際には、ドメインの取得が可能かどうかについても調べておきましょう。
ホームページ作成サービスも選択肢に
サイトを作成する方法のひとつに、「ホームページ作成サービス」というものもあります。
こちらはレンタルサーバーほどの汎用性はないものの、ブログ以外のサイトも構築できるよう、カスタマイズ性を持ったサービスになっています。
また、無料ブログのようにアフィリエイトの制限もなく、独自ドメインの設定も可能です。
そのため、無料ブログサービスを使っていた人にはとっつきやすく、レンタルサーバーを使うよりも簡単にサイトを作ることができるでしょう。
なお、ホームページ作成サービスのデメリットとしては、サイトデザインの拡張性はWordPressで作ったサイトに劣るという点です。
数十種類のデザインテンプレートの中から選び、文字の表示や画像のサイズくらいは変更できますが、より凝ったデザインや機能を追加することはできません。
レンタルサーバーを使うほどの規模ではなく、趣味程度にブログを運営したいと考えている人であれば、こちらも選択肢に入るかもしれません。
ホームページ作成サービスについては下記の記事でそれぞれのサービスを紹介していますので、参考にしてみてください。
レンタルサーバーでブログを運用する際の注意点
先ほど、無料ブログサービスにはアフィリエイトに制限があるとお伝えしましたが、レンタルサーバーにも一部制限されている場合があります。
レンタルサーバーには「アダルトコンテンツのあるサイト運営を禁止している」ところが多いです。
その理由としては明確に記載されていませんが、日本の法令に反した違法コンテンツの掲載を防ぐためと考えられます。
そして、アダルトコンテンツの運営を禁じているレンタルサーバーでは、アダルト系のアフィリエイトももちろん禁じられています。
ただ、アダルトサイトの運営を許可しているレンタルサーバーもありますので、もしアダルト系ブログの運営を行いたい場合はこのようなレンタルサーバーを使うようにしてください。
なお、どのようなサーバーがアダルト対応しているのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
おすすめのWordPressブログ向けレンタルサーバー3社
最後に、WordPressを使ってブログを運営するのに、特に向いているレンタルサーバーとしておすすめの3社を紹介します。
格安でありながらも、サーバースペックが高めでコスパの良いレンタルサーバーをピックアップしてみました。
もちろんこちらのレンタルサーバーすべてに、「WordPress簡単インストール機能」があります。
このほかにもさまざまなレンタルサーバーがありますので、他にも気になるサービスがあれば、ぜひ調べてみてください。
初期費用 | 月額費用 | SSD容量 |
無料 | 550円~ | 350GB |
月額ほぼワンコインなのにハイスペックな個人利用で人気のサーバー
ロリポップ!レンタルサーバーは個人向けレンタルサーバーでも特に人気の高い1社です。
中でもおすすめなのが、初期費用無料で月額550円から使える「ハイスピードプラン」です。
他のプランよりもサーバー速度に重視した環境となっており、またディスク容量もこの価格帯では多すぎるほど用意されています。
他にも、初期費用が多少発生してしまいますが、月額220円で使える「ライトプラン」も良コスパで人気が高くなっています。
なお、最安の「エコノミープラン」ではWordPressに対応していないので、注意してください。
初期費用 | 月額費用 | SSD容量 |
無料 | 440円 | 最大300GB |
充実したサポートで安心して使える老舗のレンタルサーバー
WordPress専用のサーバーもあり、他にもVPS・共用・クラウドなど一通りのサービスを展開している「カゴヤ・ジャパン」は、機能だけではなく、サポートでも充実しています。
電話対応をしてくれる点やデータセンターを自社で管理している点など、何かトラブルがあった際に手厚いサポートをしてくれます。
値段としても非常に安く、WordPress簡単インストール機能もありますので、初めてのレンタルサーバーで不安な初心者の人などにおすすめです。
初期費用 | 月額費用 | SSD容量 |
無料 | 720円~ | 最大450GB |
国内最高水準のスペックで快適&SEO対策も踏まえた利用が可能
他社と比較すると多少値段が高くなってしまいますが、スペックを重視するのであれば、「ConoHa WING」もおすすめです。
スペックは国内最高水準をうたっており、サーバー環境の速度もピカイチ!
キャンペーンも頻繁に開催されているので、より安く利用できる機会も数多くあります。
また、利用した時間単位での料金システムもあるので、一定期間の契約ではなく、都度利用するというようなコストを抑えた使い方もできるのは魅力的です。
長期・本格的にブログ運営するならレンタルサーバーで
無料ブログサービスは費用もかからず、簡単に使い始めることができるため、初心者の練習としては便利なサービスでしょう。
しかし、本格的に流入を増やそうとしたり、アフィリエイトを行っていこうと思うのであれば、SEO対策や制限がある点から使い続けることはおすすめしません。
レンタルサーバーを使ってサイトを運営しようとするのは難しいと感じたり、費用がかかると思ったりする人も多いかもしれませんが、現在ではWordPressの簡単インストール機能など初心者でも始めやすいサービスや、月額数百円で利用できるレンタルサーバーも数多くあります。
ドメイン評価の関係もあることから、長期でブログ・サイト運営するのであれば、レンタルサーバーを使うことの方が後々メリットも多いので、これからブログを始めようと思う人はレンタルサーバーの利用も検討してみてください。